ダイエット成分分析サラシア

サラシアは熱帯地方原産のカロリー制限成分!

サラシアは東南アジアを中心に生息している植物です。古代から病気の時にも用いられるなどしてきた成分です。

ヨーロッパではハーブとして利用されてきた歴史があります。

サラシアを調べていると、よく目にするのがアーユルヴェーダとの関係です。

アーユルヴェーダとは古代インドの医学および健康法です。現在の日本で普及している西洋医学とは違う考え方ですが、予防に力を入れている点では現代の予防医学にも通じる先進的な考え方を持っているともいえます。

このアーユルヴェーダの一部に取り入れられていたのが、サラシアで王族にも好んで使用されていたといいます。

最近は吉野家のサラシア牛丼などでも話題ですね。

サラシアの効果の源はサラシノールとコタラールにあり!

サラシアは少しの量でも有効性があるので、サプリメントに広く利用されています。

その効果は国も認めており、サラシアを使用した特定保険用食品も販売されています。

そのサラシアの効果の源がサラシノールとコタラールです。

この2つの成分は、炭水化物、小麦やお米などのでんぷんに作用するという特徴があります。

より正確にいうと、糖分を分解する吸収する働きがあるα-グルコシダーゼの働きを邪魔する働きがあるんです。

サラシアが働くメカニズム

サラシアは糖分の分解を抑制することによって、糖分の吸収を遅らせることができます。

そのため、血糖値の急上昇を押させることができます。体脂肪を溜めやすくなるインスリンの分泌が減るのでダイエットにつながるというわけです。

また糖の分解が遅くなることによってさらなるメリットもあります。

糖は不思議なもので、吸収される小腸の位置によって身体への影響が異なります。

小腸の前半部分で吸収されると体脂肪が蓄えられやすくなる、小腸の後半部分で吸収されるとよくよくを抑えやすくなるという違いあるのです。

サラシアの特徴まとめ

他のダイエット成分と比較しても、医療用の成分と比較されることも多く、期待されていることが分かります。

医薬品とは変わらない作用があるとする研究もありますが、作用する糖の種類、糖への働き方はややことなります。

血糖値を下げる成分と聞くと、糖尿病治療薬のように血糖値を下げすぎてしまう作用が気になる方もいらっしゃると思います。

ただしサラシアは食事から摂取した糖に作用するので、もともとの血糖値を下げるということはないので、この点についてはあまり心配はいらないでしょう。

ただしこれだけの作用があるということは、副作用があるということも意味します。

腸閉塞などが起こる可能性があるので、過去に経験がある方は控えた方がよいでしょう。