ダイエット成分分析カテキン
日本人なら摂りやすい!お茶の成分カテキン
カテキン、タンニン、カフェイン、テアニン。
これらはお茶の含まれている成分ですが、聞き覚えのある名前も多いのではないでしょうか。
日本で伝統的に親しまれてきた緑茶ですが、最近は含有成分の効果に注目が集まっています。
今回は、カテキンがダイエットに効果があるのか検証していきたいと思います。
緑茶の効果に関する研究は多く実施されている
まず緑茶としてどれだけの効果があるのか考えてみましょう。
緑茶と飲む方と飲まない方を比較するような実験は複数行われていて、緑茶を飲むことによって脂肪の燃焼を促す細胞が活性化することなどが分かっています。
しかもほぼカロリーがないので、ダイエットの時はお茶を飲むと決めてしまってもよいでしょう。
カテキンの効果
緑茶でカテキンダイエットという本が発売されるほど、カテキン単体にも注目は集まっています。
ダイエットの天敵と言えば、血糖値の急上昇とそれにより分泌されるインスリンです。
インスリンが分泌されると脂肪がつきやすくなるのですが、このインスリンを抑制してくれます。
またカテキンに含まれているエピガロカテキンガレートは、糖質の吸収を妨げる働きがあります。
腸内への働きも見逃せません。
カテキンは悪玉菌の活性を弱める働きがあるので、腸内のバランスを整えて善玉菌が優勢な環境を作り出してくれます。
ダイエット中には便秘を防いで老廃物を溜めないためにも役立ってくれるのです。
実はカテキンの効果はダイエット効果にとどまりません。
まず注目したいのが抗酸化作用。
抗酸化作用により細胞の酸化を抑制してくれるので、美容に気をつけている方も嬉しいですね。
風邪やインフルエンザの対策にもなることが分かっています。
また、殺菌効果もあるので、口臭や虫歯の予防に有効だとする意見もあります。
お茶とコーヒーの組み合わせも注目されている!
ダイエット向けの飲み物として知られるコーヒーとの組み合わせで、さらにダイエット効果を高められるという主張する医者もいます。
お茶のカテキンとコーヒーのクロロゲンの相性がよく、2つの飲料をどちらも飲むとより脂肪燃焼に役立つとのことです。
お茶をダイエットに活用する注意点
ダイエット成分カテキンを含んでいるお茶ですが、いくつか注意点があります。
まずはカフェインについて。
ご存知の通り、カフェインには覚醒作用がありますので、特に寝るまでには摂取しすぎないようにしましょう。
またタンニンの鉄分への作用も覚えておきましょう。
タンニンは、鉄分の吸収を抑える作用があるのです。そのため、特に貧血になりやすい人は注意が必要です。