ダイエット成分分析乳酸菌

乳酸菌は古くから親しまれてきた成分!

乳酸菌というと最近流行りの成分!というイメージの方もいるかもしれませんが、その歴史はかなり古いです。

そもそも乳酸菌はヨーグルトの発酵食品に含まれているので、古代から食されてきました。

本格的に研究されるようになってからも100年以上経っています。

乳酸菌は身体に良いのか

何よりも気になるのが乳酸菌を摂取するべき点です。

多くの人がご存知の通り、乳酸菌には腸内環境を整えてくれるという働きがあるため多くの効果が確認されています。

単にお腹の調子を整えるといった点に止まらず免疫力アップしたり、中性脂肪を減らしてくれたりする効果も注目されています。

ただし、1回摂取したからといって、ずっと効果を発揮してくれる訳ではないのが難しいところです。

そのため、日々継続して摂取する必要がある、と言われているのです。

乳酸菌が腸内環境を改善する理由

乳酸菌の効果を理解するためには、腸内環境についての理解を深める必要があります。

私たちの腸内には、善玉菌、悪玉菌、日和見菌が存在しています。

このうち、悪玉菌が増えすぎると腸の調子が阻害されてしまいます。この悪玉菌が増えるのを抑制してくれるのが乳酸菌というわけです。

乳酸菌の摂取、腸内環境の改善はダイエットに役立つのか

どんなダイエット成分にしてもそうですが、あくまでもダイエットのサポート役として考えるのが基本です。

次に注目したいのが、乳酸菌が中性脂肪、体脂肪を減少させるという研究結果です。

まずマウスを対象として実験において、腸内に存在する細菌の種類によって、太りやすい体質、痩せやすい体質が決定するということが明らかになりました。

それに基づいてメーカー各社は、様々な種類の乳酸菌について研究を進め、特に中性脂肪や体脂肪に働きかける乳酸菌や商品の開発に力を入れているというわけです。

例えば、ガセリ菌や10-ヒドロキシオクタデカン酸といった乳酸菌で内臓脂肪を減らす働きが確認されています。10-ヒドロキシオクタデカン酸

乳酸菌をどのように摂取するべきか

乳酸菌といえば、ヨーグルト、納豆などの発酵食品をイメージする方が多いと思います。

普段食べるデザートやおかずに置き換えてこうした食品を摂取する分には、ダイエットにも効果的でしょう。

ただし、普段の食事にプラスして食べてしまうと、乳酸菌を摂取するメリットよりも摂取カロリーが増えるデメリットの方が大きくなってしまいます。

好きな発酵食品がない方は、ダイエット効果に関する研究が進んでいる乳酸菌を選んでサプリメントを摂取するとよいでしょう。

また、乳酸菌でなくとも、善玉菌を増やすことによって腸内環境の改善を試みることも可能です。

例えば、オリゴ糖や食物繊維は善玉菌のえさとなるので、腸内で善玉菌が優勢になり悪玉菌の働きを抑えることに役立ちます。

オリゴ糖は玉ねぎ、食物繊維はきのこに豊富に含まれ、両方が摂取できる食品としてごぼうなどの根菜類が挙げられます。